パワモスアンプ製作断念

今年始めころCissの小さな(高速スイッチング可能)
TKシリーズのでお試ししていた10MHz用アンプですが、
ちょっと悔しいけど断念しました。

イイ線まで行くのですがドライブを増加して行くと
ある点(OUT30W程度)で熱暴走し煙を吐いて
お逝きになられます。

熱感知させてバイアスを加減してもダメ。
PPのバランスが悪いのかと基板を作り変えたり
したりしてみましたが程度こそ違えダメなようです。

更にいろいろな対策を施し成功したとしても
こんなにデリケートで再現性が確保できないなら
諦めるしかないでしょう。
以前TK6Q60WとTK7Q60Wに拘ってみますと
言いましたが、潔く?ココに敗北宣言をします。。。

で、IRF510あたりを入手するか考えています。
電源はまだバラック状態なので、電圧を半分程度に
落とすのは簡単ですが、QRPで押してもドライブ
しきれないので2段構えになるでしょうからお手軽
とは言えませんよね。
だったら6JS6や6KD6x2あたりをその辺に転がっている
部品ででっち上げたほうが簡単ですが、それじじゃ
今までやってきたことと代わり映えしないので面白味が
半減しちゃいます。
ま、当面は2SC1815パラプッシュの30dBmQRPということで。

オマケ

30dBm送信機に5Wの50Ω無誘導抵抗を負荷としてつなぎ
各部の電流や電圧を測っているときに、なんとモニター用に
2mくらいの電線をアンテナ端子に突っ込んだだけの受信機に
拙生を呼ぶ信号が聴こえてきました。(驚!!
ハイバンドしかやらない超ローカルがあまりにもコンディションが
悪いので、LW+ATUで10MHzをワッチしてみるとダミーから漏れた
電波が弱いながらも聴こえたので呼んでくれたのだそうです。
しかし。。。免許を受けていないので応答が出来ず、でも
そのままでは失礼かと思い、お宅までお邪魔して事情を
説明してきました。(笑
その後億劫がらずにケースに蓋をし、ちゃんとコネクタから
同軸ケーブル経由で正規のダミーに繋いで試験したら
聴こえなくなったということです。

教訓@1WQRP侮れず。。。でした。

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