FL/FRdx400

メガソーラの仕事の延長がなくなり
時間が空いたので馴染みの無線機屋さんへ
顔を出しました。
すると真空管式のリグがメンテしてくれと
拙生を待ち構えていました。。。
待ち構えていたのはFLdx400・FRdx400・FL2500という
半生記前のラインアップです。

まずはFL2500から。

パワースイッチをONしても電源が入りませぬ。。
まずはFUSEが切れていました。
交換してもONと同時に瞬断してしまいます。
試しにFUSE部分にジャンパーをかけてSWON!
プシュという音と共に電解液の焼けた匂いが。
平滑Cを交換しなきゃだめですね。コレハ。。。
拙宅に帰らないとものがないのでここまでです。

!! 注意 !!
FUSEにジャンパー。
良い子の皆は決して真似しないように。

次はFRdx400・FLdx400です。

FRdx400
全く受信しません。
というよりスピーカからかすかなノイズ音しか
出ていません。
まずはSW・VR等と真空管のピンとソケットの接触を
復活させます。
またもやシリコン系潤滑剤が大活躍。
殆どの場合これで直っちゃいますし、これで
直らなきゃ殆どの場合手こずることになります。

今回も接触の復活でなんとか受信にいたり
チョチョっと調整しただけで完全復活を果たすことが
できラッキーでした。

しかし球のピンとソケットは真っ黒になっていて
最後まで接触不良が直らず途中で諦めかけたのですが、
洗浄後何度も何度も抜き差しして復活を果たしました。
やって見るものです。(笑

FLdx400

送信機も同じようなものです。
あちこちの接触が悪く、特にバンドSWと水晶振動子を
中心に手を入れてみましたが、内蔵パワーメータでは
なんとか出力が出ているようなのですが、ダミーの
メーターが一切振らない。。。
こいつは送受切り替えリレーだろうとファイナル部を
むき出しにしてリレーを監視しながら送信してみると
やはりメークしていませんねぇ。

部品表からDC100Vのリレーであることは分かりましたが
回路図を見てみると、ヤンガーステージ用DC300Vを使って
抵抗で電圧を100Vにドロップさせています。
リレーコイルのコールドエンドは別のリレーで
叩いていますが、こいつはちゃんとメークしています。

ホットエンド側の300Vは送信状態で電圧が落ちるので
リレーに電圧がかかってもメークしない、つまり
リレー自体の不良であると判断しました。
これもものがないのでここまで。

試しにリレーの切片を手動でメーク状態にしたら
ダミーのパワー計がちゃんと振れてくれました。

20mで100W出ましたが、40mでは最初は100Wから
時間と共に60Wくらいまで下がってしまいます。
BPF周りをもうちょっと調べる必要があります。

ちなみに電解Cの頭が膨らんでいるものがあり
要交換です。

さてFL・FRdx400は店主がそのままジャンク扱いで
オークションに出しちまうことに決定したので
ここで手を止めることに。
そしてFL2500ですが、店主いわく電源がまともに
入らないものはリニアじゃない。持っていけ・・ですって。www

FL2500はTV水平出力管の6KD6x5のGGアンプで
高周波周りの部品は小さいのですが、アンテナチューナや
大型アンプの入力側に使えますし、電源トランスなどは
Esgなどに流用できるのでありがたく頂戴することに。

他にも中古といえど程度の良い10D-FB30m(くらい?)
などを頂いたので、まだ上げていないU/V用にクラブ局に
持っていくことにしました。

長い間買ったままで使っていないインクジェット複合機は
Windows10用のドライバーがないとかでこれも頂きました。
クラブ局のUbuntuで使わさせていただきます。

もっと他には?・・・と物色したらさっさと帰れと
言われそうなので本日はこの辺でオシマイということで。。

HOME

おすすめ

2件のフィードバック

  1. OQQ より:

    トリフローですね! (笑)

  2. Qsaku より:

    はい、トリフローです!ww