超簡易的バランス測定法

拙生顔負け、友人の超簡易的バランス測定法を
ご紹介します。(笑

何やってるのかなと思ったら中古で手に入れた
リニアバランのバランスを測っているのだとか。
拙生は一応それ用に製作してありますが
それを見ている友人はあんな面倒なことしなくても
これでイイじゃん?って涼しい顔です。

で、帰宅後早速真似てやってみました。

友人は結構高出力のSGを繋いでいましたが
作業場は寒いのでとりあえずアンテナアナライザを
接続してみます。
バランの端子には25Ω(実際には51Ωパラで25.5Ω)を
繋ぎこみ、反対側は友人同様ケースにビニテできつく
巻きつけて接触させています。
後は抵抗の両端で電圧を測り両方ともE/2に。。。
つまり等しい電圧であるかを確認するだけです。

バランスが取れていることが確認できているものと
故意に巻き数のバランスを崩したもので確認です。
ふんふん、ちゃんと測れるじゃん。

ただし友人のところのSGではテスタの交流レンジでも
0.4Vとか出ていましたが、アンテナアナライザーだと
一桁少なく、発振出力が大きいほうのやつでも0.07V
程度でしたので、1石で電流増幅してエミッタ電流でも
と思いましたが、寒いのを我慢して作業場へ行き
バルボル(中身は半導体)を取ってきて測りましが
ちゃんとバランスが測れることが分かりました。
バランスが取れている方が0.07:0.07Vで
取れていない方が0.08:0.05Vとなりました。
取れていない方でも7MHzでのVSWRは針1本くらい
悪くなっただけでしたが、14MHzくらいから悪くなり
28MHzでは1.8くらいでした。
バランスが取れている方は40MHzまで1.05以内でした。
(負荷が51Ωなのでハナっから1.02です。)

エイヤっと!やるやっつけ作業人は拙生が一番と思って
いましたが、今回は友人にその称号を譲ることにします。ww

HOME

おすすめ