大丈夫かレジストリクリーナー

先日起動しなくなったというXPパソコンSOSで出動。
レジストリクリーナー使用後に起動しなくなったそうです。
レジストリバックアップも取っていないそうで、復旧には
手こずりそうでしたが、これを機に新しいOSに更新する
とのことで、必要なデータはPuppyLinuxのLiveCDを使って
救済し一件落着しました。
メールやアドレス帳などがエクスポートできないので、
所定のパスを通すのにちょと面倒ではありましたが。

拙生がレジストリをいじるときはバックアップは勿論のこと、
不要削除ツールは一切使わずに手作業で行います。
ツールで行うと何をどう削除されるのかとても不安です。
システムの根幹にかかわる部分も触るのですから、特にフリーソフトの
使用は全く視野に入れていません。
しかもフリーソフトにはおまけつきグリコ(古っ!)も多く、
インストールしたらかえってパフォーマンスが落ちることも
しばしばです。

XP以前の時代と違い、最近のWindowsは削除しても良いような
レジストリファイルは、圧縮してあるのかファイルサイズが
さほど大きくありません。
よほどHDDが容量ぎりぎりまで使用している場合を除き、
レジストリが肥大化してパフォーマンスを極端に下げる
ということはないようです。

必要ないのかもしれませんが、拙生は習慣からアプリなどをアンストールしたら
レジストリエディタで同名のファイルや既知の置き場にあるファイルを手動で
削除しますが、その昔壊しても大丈夫なパソコンでレジストリをどこまでいじれば
壊れるのかを、いろいろ試してみた経験から、ここまでなら大丈夫だろう式で
かなりアバウトにいじってます。@自己責任
その当時からフリーソフトは存在しましたが、クリーニング後
Windowsが起動しなくなったこともありましたし、体感できるほど
パフォーマンスが向上したということもありませんでした。
レジストリとは何者ぞ?とか実態ファイルはどこにあるのかなど、
わからない方は、車の仕組みをよくわからないままエンジンを分解掃除
するようなものですから、Windowsの自己管理に任せておくのが無難です。

パフォーマンスを上げるには余計な機能を切る・常駐しなくても
良いソフトはタスクバーから抹殺する、ということでmsconfig
(Windows8以降はこのコマンドはなくなった。)のスタートアップから
必要のない常駐ソフトをバシバシ外しちゃいます。
これでかなりの改善になりますが、明日早いのでこのへんは
またの機会に。

メモリを16とか32GBも積んでいる方には関係のない話ですが、
それだけ積んでいてもWindows特有の機能などで、パフォーマンスが
下がる原因はいろいろあります。
その辺も合わせて次回ということで。

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