新たな組合せ発見@VXO

降雪劇場もやっと幕を下ろしたようで、大活躍した
小さな除雪機は2日間で15lのガソリンを消費しました。

体の節々が痛くやる気が起きないのですが、それでも
14MHz台と4MHz台のぴったりな組み合わせの水晶振動子を
見つけたので、10MHz送信機用VXOを組んだりしています。
差は10.157なのですが、どぉせ上限周波数付近は周波数変動が
激しくて経験上10.148程度からしか使えないでしょう。
スーパーVXOで水晶を2パラないし3パラにすれば、下限周波数は
10.1MHzに届くと思われます。
実験用基板は出来上がったので明日注文を入れます。
これがうまく行ったら4MHz台を追加注文してラダー型の
フィルタを製作しなおせばトランシーブ操作も可能ですね。

DDSにしたほうが面倒くさくない?って声が聞こえそうですね。
はい、そのとおりなんです。。。けど。。。
アナログチックにやると決めたのであえてこだわってみます。
DSPならIF以降がどぉにでもなるでしょ、とも言われましたが、
それじゃあメーカ製リグと変わらないじゃぁありませんか。
しかもそれ以上のもの、いやいや同等のものを製作する
ことすら容易ではないでしょう。

VXOでも可変範囲や周波数変動だけに拘るのではなく
発振エネルギーの純度@主にC/Nなどにも拘ることで
暴れの少ない穏やかな送信機やおとなしい受信機を
目指すことを目標とします。

BAND幅の狭い10MHzでは必要ないかもしれませんが、
その昔自作の達人の作った受信機の局発には、DBMへの
注入レベルがに差が出ないようALCがついていたり、
多段に組んだBPFはバリキャップで受信周波数と連動した
同調をとっていました。
その受信機はアナログチックではありますが、
聴かせてもらうと当時のどのメーカ製リグより
聴きやすいものでありました。
もちろん他にもいろいろ創意工夫があり、フィルター類の
リンギングなど全く感じない素晴らしいものでした。

その域に達しようなどとは夢々考えてははいませんが、
やればあそこまでできるという思いだけは忘れないで
おくことにしようと思っています。

HOME

おすすめ