なにゆえGU-5B
いつもは使わない3極管だし、Epやアイドリングの
流し方にもよりますがゲインがなさそうで、多分
10dBもあれば御の字かもしれません。
なにゆえそのような球を使う??
理由1
間違って200Wのエキサイタで押しても
壊れないからです。
なんと言ってもPdは2.5KWですから。ww
100W機で1KWならちょうどよい!
周辺部品を3KW仕様くらいで作っておけば
一生モノになるでしょう。
理由2
上記周辺部品程度ならそのへんに転がっている。
理由3
国内の製作例がほとんどない?
Web上で検索する限り全くないかもしれません。
じゃぁやってみようじゃないか。。。という
気になっているだけです。(笑
前にも書いていますが、製作例が多い球でも特性が
皆一緒とはいかないので、各電極に電圧を掛けて
直流的な振る舞いからデータを1本1本取ります。
ですから動作特性が既知のものでも未知のものでも
別段構わない(怖いもの知らず?)というのが
拙生流儀式の大いなるメリットと言えましょう。
理由4
ブツがある。
間違ってぶっ飛ばしても安価な予備球が何本もあります。
*ただしチムニーとソケットは自作となります。
他人様の依頼品ではないので特別なものは作りません。。。
じゃなくて結構ヤンチャな方法なので、その意味では
特別な方法と言ったほうが良いかも。。。
チムニーは素焼きの鉢の頭をダイヤモンドカッターで
切り取って作りますがこれは皆さん結構やってますよね。
で、ソケットは作りません!?
まずグリッドの袴を銅板で強化し直接シャーシに固定して
しまいます。
フィラメント2本とカソード代わりになるその中点に1本の
ピンは太くて長いので、薄い銅板を丸めて重ねた両端を
ビスナットで締めあげるだけです。
もっとヤンチャにやればブースターケーブルなどに付いている
デッカイワニグチクリップのオバケでもOKかも。(笑笑
ソケットのように簡単に抜き差しはできません。
しかしソケットはピン受けのバネが甘くなると接触抵抗で
熱を持つようになりますがそれよりはずっと確実な方法です。
@10MHz程度の周波数だからできる技。
理由5
ペンディングになってしまいましたが何年か前にこの球で
入出力回路をプラグイン方式としたものを製作しようとした時の
ケースがありそいつを流用できます。
ただし初期目標からしてウンKWアンプと間違うくらいデカイ。
しかもすぐ隣で大型アンプの製作が始まっちゃったので、
奥から引っ張り出すのが大変ですけど。。。
理由6
10MHzでCWオンリー。
たまには3極管でも良いかなと。。。
理由7
将来上限1KW以上が免許されるようになっても対応可能。
理由8
同じ大きさの一般的なセラミック球で作ると5とか7とか
出ちゃうのですべてが大袈裟になり運搬が大変だから。
トランスだけで100Kg超とか。。。(笑笑
理由はもっとありますがここまでとします。
さて先日書いた超格安CW送信機にGU-5Bの超格安アンプ、
手持ち部品流用の超格安アンテナでの運用が見えてきました。
飛び交う電波に値段は書いておりませんからねぇ。www
ちなみに先日のTK7Q60Wx2PPがうまくいったとして
こいつを16合成(または24合成で軽く使う)でも
1KWは可能かもしれませんね。
お試しとしてはちょっと食指が動きますが、ヒートシンクは
そんなに持っていないし、電源は50V50Aクラスが必要ですから、
そこに大枚を叩くことになりそうなのでボツにしましょう。
あ、考えたら48V50Aのスイッチング電源は持っているなぁ。。。
どぉしよう。。。ww
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