Spamassassin@設定見直し
ま、イタチごっこなのでありますが、
最近巧妙なspamメールは以前の設定では
Spamassasssinをかいくぐって抜けてくるため、
実験的に甘く設定してあったメールアドに
大量に届いてしまいます。
そのうちのメルアドの一つに連れ合いのやつが。。
連れ合いも出張が続いて久方ぶりにメールを
覗くと、1000通ほどのスパムが有ったとかで
なんとかしてというお願い、というかご命令が
発せられました。^^;;
根室・釧路方面へ旅立つ前にやっつけました。
Spamassassinの設定は2通りあって、
サーバー全体、つまりすべてのユーザーに
共通する設定と、各ユザーごとに行える設定です。
全体にはフィルターを緩めにかけておいて、
各ユーザーの事情により個人的な設定を強める
というやり方をしていますが、拙生と連れ合いの
一部のメルアドに個人的な設定を故意に省略して
スパムメールの動向をみていましたが、
連れ合いのメルアドだけはフィルターを絞って
おきました。
拙宅サーバーでの全体設定は
/etc/mail/spamassassin/local.cf
か
/etc/mail/spamassassin/user_prefs
で行いますが、書式が全く一緒で、異なる
設定な場合どちらが優先なのか調べずに
コピーして同じ設定にしています。ww
ユーザーごとの設定は
~/.spamassassin/user_prefs
で行い、ここでの設定は全体の設定を上書き、
つまり同じ項目で異なる設定ではこちらが
優先されます。
Spamassassinが判定したスパム/ハムメールの
振り分けはprocmailを使い、設定は
~/procmailrc
で行います。
大まかに言うとナニを何点にするのか、何点に
なったらスパムとするかの設定はspamassassinで
それをどのように処理するかはprocmailです。
例えばuser_prefsにスパム判定された
ヘッダーには*****SPAM*****と書き込む場合
rewrite_header Subject *****SPAM*****
加点された累積が8点を超えるとスパムと
みなす場合は
required_score 8
などと設定を積み上げていきます。
スコアの各項目はたくさんあります。
score HEADER_8BITS 0
score HTML_COMMENT_8BITS 0
score SUBJ_FULL_OF_8BITS 0
score CASHCASHCASH 0
score UPPERCASE_25_50 0
score UPPERCASE_50_75 0
score UPPERCASE_75_100 0
・
・
ホワイトリストは
whitelist_from “*@example.com”, “someone@example.jp”,
などと設定します。
連れ合いの該当アカウントでは英語メールの
スパムが多く、英語のやり取りはないそう
なので、エンコードが日本語のみに設定。
ok_languages ja
HTMLメールも日本語のみ
ok_locales ja
さてさて、これで連れ合いからのクレームが
なくなれば万々歳であります。
明日は早朝(夜中の)2時半に根室へ走ります。。。
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