シェル起動時に読み込む

友人2号が拙宅に寄っていきました。
ホームページ作成もいいか加減飽きてきたので
ちょうど良い骨休みとなりました。

ちょうどサーバーの設定ででクライアントであるubuntuの
ターミナルエミュレーションを起動中でありました。
で、プロンプトが$とか#しかないのに気づいたようで、
違うターミナルエミュレータ?と尋ねてきました。
いえいえ、貴方様ご使用のものと全く同じなのですが
カスタマイズしているのですよ。

ubuntuの端末と呼ばれるターミナルエミュレータは
ディフォルトではプロンプトが

[アカウント名@ホスト名 ディレクトリ名]$

のように表示され、いずれかが(またはいずれも)
長い名前だと煩わしいことこの上ありませぬ。。
で、ユーザーでは【$】、rootでは【#】のみの
表示になるようにカスタマイズしてあるのです。

自分のいるディレクトリパスも表示させていないので
知りたいときはコマンドの【pwd】を叩くだけですが、
作業中に自分のいる場所がわからなくなってしまう
ことは稀であります。

やり方は簡単で、ユーザーならホームディレクトリにある

.bash_profile
.bash_login
.bashrc

などシェル起動時に読み込まれるファイルいずれかの片隅に

export PS1=”$ ”

と書き込んでおくだけです。(なければ作る。)

$ export PS1=”$ ”

とコマンドを打っても一時的に【$】のみの表示に
なりますが、一旦LogoutしてLoginし直すと元に
戻ってしまいます。

注意 ”$” ではなく ”$ ” にしてあることに注目!
   スペースがないと見づらいんです。

rootの【#】のみの表示は同じくrootディレクトリの
.bashrsに仕込んでありますが、こちらはPS1に関して
すでにいろいろ書いてあり、PS1で検索して以下のように
3ヶ所全部を【#】のみにしちゃいました。
たぶん余計なところも直してると思いますが、これで
動作しているので良しということで。。。

if [ “$color_prompt” = yes ]; then
PS1=’# ‘
else
PS1=’# ‘
fi
unset color_prompt force_color_prompt

# If this is an xterm set the title to user@host:dir
case “$TERM” in
xterm*|rxvt*)
PS1=”# “
;;
*)

そう言えば.bashナンチャラを開いたついでにエーリアスも
設定しておくようにアドバイスし忘れました。。
ま、多分このブログを見てるでしょうからここに書いておきます。

最近 ls -l を【ll】で実行できるディストリが増えていますが、
これは

alias ll=’ls -l’

このようにオプション付きのコマンドにエーリアスを
貼ることで実現します。

で、隠しファイルも表示したい場合、

alias la=’ls -la’

と書き込んでおけば【la】と打つだけで ls -la を実行できます。

ちなみに頻繁に使う長いオプション付きコマンドに【qqq】という
エーリアスが貼ってあるとかいないとか。。。ww

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