エア抜き@ケロヨン号

ケロヨン号(バモス)で走行中オーバーヒート(OH)の
ランプが時々点滅していることに気づきました。
いよいよ来たか・・・って感じですね。
バモスくんにとってこの不気味赤いランプは
重大な警告であります。

* 以降、車には全く疎いので部品名などが間違っていたり
  正確でない場合があるのでご勘弁を。。。

いくら車に疎くてもヘッドガスケット周りが変形していたら
おしまいで、交換するにはエンジンを降ろして・・・
中古のエンジンに取り替えてしまったほうが良いくらい
修理代はかかる程度の情報は持ち合わせています。
何かの都合でエアが入っただけならよいのですが。

まず安全な場所を見つけ停車させて、クーラントを入れる
ところのキャップを吹き出さない程度に緩め、液が
落ち着いてから開けてみました。
う〜ん、液は十分入っているぞ。
オイルが混じっているような色でもないし、マフラーから
白煙が上がっている様子もないので、ガスケットは抜けて
いないような感じです。

注意 いきなりキャップを開けると熱せられたクーラントが
   吹き出し確実に火傷します。
   緩めるだけでもかなりこぼれてくる可能性もあるので
   濡れ雑巾を被せ更に手袋着用で作業しまました。

何度か車を休ませながらなんとかだましだまし帰宅して
十分冷やしてから以下の写真の中央付近ににあるボルトを
緩めてみると、最初はなにも出ずそのうちプクプクと泡が・・・
ちょっとしてからクーラントが吹き出しました。

* ボルトの頭は10mmです。
  ナメやすいのと狭いのででスパナはNGです。
  ボックスなどで角度をきっちり合わせて回します。
  拙生は10/13mmのラチェットレンチを使用。
  一度外したらワッシャーは新品に交換とありましたが
  そのまま使っちゃいました。
  必要なら後から部品で取り寄せます。 

注意 ホースを別途用意しない場合横に吹き出します。
   目に入ったりする可能性があるので十分注意してください。
   受け皿になるもの(バケツなど)も必要です。

2016-05-21 12.42.17

本来ならインテークマニホールドのブリージングボルトも
確認すべくきですが、積んである荷物を全部降ろさないと
いけないので、とりあえず車体の下に潜り込めば
手が届くウォータパイプのブリージングボルトだけ
緩めたのですが、エアが入っていると判断できました。
リアエンジンでラジエタまでの距離があるので
エア抜きが大変なのはバモス君の宿命でありますが、
素人ながら土曜日にエア抜きに挑戦してみました。

まずフロント側をリフトアップ。
リア側という情報もありますが一応マニュアル通りに。

* 使用工具 パンク修理用ジャッキx2 油圧ジャッキx1
  ブロックを敷くとジャッキが入らないので油圧ジャッキで
  入る程度に持ち上げました。
  ない場合は大きな石などに前輪を乗り上げても良いでしょう。     

2016-05-21 12.41.40

キャップを開けたまま確認しながらアイドリング。
写真手前の太いパイプに繋がっているゴムホースを触ると、
熱くはなってきましたが、液の流れがスムーズでなく、
何かが当たっているような不規則な振動が伝わってきます。
空気ですな。これは・・・

注意 熱いので火傷をせぬように厚手の手袋など
   で防護してください。

2016-05-21 12.42.51

後側にある細い方は冷却された液が流れるのでしょう。
触った感じの温度は低いです。
ただ空気が入った液が流れている様子はありません。

ラジエターから出ているホースは触ってもヌルい感じ。

2016-05-21 12.43.14

で、ひたすら太いゴムホースを指でペコペコ潰しエアを
押し出しているうちに、ラジエター側のホースの温度が
少し上がってきたような。
そこでそのホースもペコペコしてみると、クーラントの
給水口からボコっとクーラントが吹き出し,ホース周りの
温度が急に上昇しました。
下回りのエアがラジエタまで抜けてきたものの、手前の
ホースに溜まっていたような感じですね。
確認すると細い方のパイプのゴムホースの温度も上昇
しています。
エアーが入ってうまく循環していなかったのかな。

とにかくOHランプがつかないことを確認しながら
アイドリング状態でひたすら3箇所のゴムホースを
ペコペコやること3時間。

時々ポコポコエアが抜けてきて、ウォータパイプの
ゴムホースに触ってもエアが当たる不自然な振動が
やっとなくなりました。

* エアが抜けた分クーラントが内部に巡るので
  クーラントに水位が下がります。
  そのたびに補充してやりましたが下がらないで
  安定することがひとつの目安かと。
  

ここで試走のため一旦ジャッキを外し、30Kmくらい
走ってみましたがOHランプは点滅しませんでした。
ところがウォータパイプのホースを触ると、まだ
あの忌まわしい振動が残ってます。
抜け切れていないんですね。

再度リストアップとペコペコを1時間程度。
その後用事で出かけるとき、別の車でとも思いましたが
あえてバモス君で、結構な距離と急な上りを走行して
みましたが、OHランプの点滅/点灯はありませんでした。

とりあえず走れそうなので時間が取れるときにもう一度
チャレンジします。
その時はインテークマニホールドとリアヒータの
ブリージングボルトでのエア抜きもしてみます。

 *
  ・バモス君のインテークマニホールドは後部のシートを
   めくり上げ、4箇所のネジで止まっている蓋を開けます。
   (OIL交換の時と同じ)
  ・リアヒータは運転席の座席を外します。 

それでダメならディーラーでクーラント交換&エア抜き
をお願いしましょ。
それでもダメなら・・・考えないことにします。(笑

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