Quadのあれこれ
帰札しました。
高速の苫小牧ー千歳間は猛吹雪で前が見えない。。
不運にも?帰り道は拙生が運転したのですが、白老あたり
までは天気もよく楽勝かと思ったのですが。。。
ギリギリまで雪かきをしてから出かけましたが、
なんとか帰宅したら30cm以上積もっていて、除雪機を
フル活動すること2時間程。
満タンにしておいたガソリンがほとんど無い。。。
仕事はここらあたりでした。
さて、Quadについてです。
拙生のQuad製作歴は八木アンテナの製作数には到底
およびませんが、それでもある程度はハマった時期もあり、
全盛期に14/21/28Mの4eleQuadを3年ほど使用しました。
・28M 2ele(同軸ケーブル5T巻いて直結)
初期作品 4日めで倒壊ww
うち2日でEuと数局QSO(CW-10W)
・50M 4ele(ガンママッチ)
グランドウェーブは格段に伸びたが
Eスポでは受信用に張ったロングワイヤーと
代わり映えせず、Eスポと打ち上げ角にに興味を持つ
きっかけとなった・
・21/28M 2ele(ガンママッチ)
学生時代のクラブ局で製作。
ロケも良かったが10W-CWでDXが多数できた。
・24M 2ele(バラン直結)
24Mデビュー当時使用した単エレメントループでは
モノ足りず、EU-SP向け2ele(縦長)の固定にして
タワーの途中にぶら下げた。
そこそこ飛んだ記憶があるが、ほとんどCQで呼ばれるだけで、
パイルなどん参加することがなかったため比較できない。
回さなかったので切れやF/Bも分からず。
・7M 2ele(75%短縮ヘアピンマッチ+バラン)
5.5mの竹竿で製作。
サイズの関係でラジエラ+デレクタとしたが、某メーカの
フルサイズ使用のOMと同じパワーにしてSPのOHに比較して
もらったら、ほぼ同じリポートをいただきビックリ。
実験で長く上げるつもりはなかったのに、よく聞こえるので
そのまま上げておいたら、Xマウントが適当なものだったので、
変形により隙間が空き、ディレクタがブームからスッポリ
抜け落ちてしまったので叩き下ろしました。w
・14/21/28(ガンママッチ・後に14のみバラン直結)
八木アンテナでも1つのアンテナをそんなに使ったことは
珍しいのですが、3年間拙生のDXing全盛時代を支えてくれました。
14MH5ele八木が5年、21MHz8eleが約4年についでの長期使用です。
* 他のアンテナはほとんど1年未満。
例えば21M5ele八木でもブームの長さが全く違うものは
同じエレメント数でも別物としています。
軽く作ったため軟弱なXマウントが徐々に曲がってきて、
スプレッダが傘の閉じかけみたい状に。。。
それでもループの形状は保っているので、そこそこ遊べましたが
格好が悪いので降ろす決心を。
ガイサポート式のタワーでエレメントが引っかかり、一人で上げるのに
苦労したのを思い出し、降ろす時はタワーの上からアンテナごと
エイヤッ!とばかり地面へ叩き落としました。(笑
・製作・調整など
お願いされて製作や調整をお手伝いしたものが数例あります。
・今後
ちゃんとした?Xマウントをいくつか在庫しています。
スプレッダーも専用正規品もありますが、使える釣り竿用グラスロッド
も持ってますので、10M2eleとか14Mから上で5eleまでなら製作可能です。
24M6ele+50M11eleを計画した時のXマウントもそのままあります。
クラブ局にタワーがもう1本上がったらいずれかを上げてみようかと。
で、あまり多くない製作・使用歴でQuadについて感じたこと。
使用するマッチングセクションにもよるのでしょうが、
帯電性のノイズに対しては八木アンテナより有利ですね。
八木アンテナでも18Mの上に24Mを乗っけたことがありますが、
上のアンテナは帯電性ノイズがひどくても、下のアンテナは
軽減されるということを経験しているので、Quadは上下には
エレメントがあるため、下側のエレメントが帯電しにくい
せいかもしれません。
勿論エレメントの太さの違いとループなので終端効果が
ないことなどが一番の要因なのでしょうけど。
垂直エレメントがあるのでノイズを拾いやすいという説について。
ちゃんと対象していればそんなことはありません。
ただし、3バンドのうち入力Zが50Ω近くだったので、14Mのみ
ガンママッチをやめてバラン直結にした時にノイズが減ったので、
水平八木同様平衡アンテナとしてのきちんとした扱いが
必要と言うことでしょう。
ガンママッチ時にグランドウェーブで聞こえた10Km離れた
垂直系アンテナの局が、バラン直結に変更したら若干弱くなって
しまいましたが。。。(笑
面白いのはガンママッチ時にはアンテナをサイドにしても
ある程度の強さを保っていましたが、バラン直結に変更した後は
サイドでバッサリ切れるようになりました。
要因は色々考察できますが、時間の関係で次回ということで。
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