webmailのプラグイン

某クライアント様にサーバーを納入後、WebMailを
導入したいということで、Squirrelmailをご紹介
したところ、サーバー管理者様が自力で構築されました。
ところが受信したメールをフォルダ別に自動振り分けが
できないというご連絡をいただきました。

そぉなんです。
Squirrekmailは振り分け機能がプラグインとして
存在するため、インストール直後はオンになっていません。
ご案内を失念しておりました。。。

機能をオンにするにはコンソール(または端末)上から
以下のように行います。

# /var/www/webmail/config/conf.pl

このコマンドで表示されたメインメニューで
8のPluginsを選択します。

Main Menu —
1. Organization Preferences
2. Server Settings
3. Folder Defaults
4. General Options
5. Themes
6. Address Books
7. Message of the Day (MOTD)
8. Plugins
9. Database
10. Languages

D. Set pre-defined settings for specific IMAP servers

C Turn color on
S Save data
Q Quit

Command >> 8

(環境によっては番号が異なるので要注意&以下も同様)

Pluginsの設定でfiltersを選択します。
(この例では6番)

Plugins
Available Plugins:
1. administrator
2. bug_report
3. calendar
4. delete_move_next
5. demo
6. filters
7. fortune
8. info
9. listcommands
10. mail_fetch
11. message_details
12. newmail
13. sent_subfolders
14. spamcop
15. squirrelspell
16. test
17. translate

R Return to Main Menu
C Turn color on
S Save data
Q Quit

Command >> 6

最後に
Command >> s
でSaveしてQuit(q)します。

これでWebmailにログインします。

オープションの項目に今までなかった
メッセージフィルタリングが追加されているので
クリックして、作成したフォルダに振り分け
できるように設定します。
設定はごく一般的なフィルタリングと一緒です。

なお、サーバー側の設定終了後では

Plugins
Installed Plugins
1. filters

Available Plugins:
2. administrator
3. bug_report
    以下省略

のように、インストールされたプラグインが
先頭の方に表示されています。
これにより番号(順番)が変更されてしまうのです。。

拙生の場合はメインパソのメールソフト(Thunderbird)で
受けてフィルタリングで自動振り分けしておくと、
サーバー側でも同様に振り分けされ、Webmailを起動すると
すでに整理されて状態で開きますが、拙生のように
出先でちょいと見たいなどという目的で使うのではなく、
クライアント様においてはメールソフトを一切やめて、
Webmailしか使わないことにしたそうで、大量のメールを
整理するには自動振り分けは必須となるでしょう。

ちなみに同梱されているプラグインだけで複数の
メールサーバーからのメール取り込みなど、いろいろな
ことができますが、更に追加プラグインでユーザーが
ログインパスワードを変更できたり、メールアドレスの
グループ化など、ますます機能が強化されます。

追加プラグインの導入は、ちょっとだけ敷居が高く
なりますが、検索するといろいろ出てきます。
苦労する価値はあるのでは?

*パスワード変更は辞書にあるようなものは
 エラー返される。
 またユーザー自身で変更しても、最終的にはconf.plで
 反映しなくてはならない

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