LibreOfficeのマクロ
LibreOfficeのマクロについて時々尋ねられます。
■ 笑えるような笑えないような質問
実験的(不安定)なオプションを有効にしないと
マクロは使えないが危なくねぇ?
実験的(不安定)なオプションとありますが、開発途上の機能
という意味で、決して危ない機能という意味ではありません。
オープンソースにはリリース(公開)する前にユーザーに
試用してもらうためのβ版と正式版があります。
β版で多くの人に使用してもらい、不具合を見つけることで
正式版はバグフィックを終了させたものががリリースされます。
(機能の追加などもある。)
商用プログラムの開発でバグフィックスは、手間とお金がかかる
作業なので、オープンソースに取って多くの人にβ版を試用して
もらうことは必須事項と言えます。
ここで笑えない話になるのは、オープンソースは慣例的に
β版は不安定、正式にリリースされたものは安定
という日本語を使うことでしょう。
不安定=ユーザーが不安を感じる
安定=ユーザーは安心する。
これが日本語における一般社会通念でしょう。
つまりβ版=発展途上版などとしておけば危なくないのか?
などという質問は激減するのでは?と拙生は考えます。
この風潮は正式にリリースされたモノの一部の機能にも適用?
されていて、発展途上のマクロは不安定と表現されています。
しかし拙生が使用している範囲では、まったく危ないなんて
ことはありませんけど。。w
■ 発展の例
初期バージョンはExcelで作成した.xslファイルを
開いて編集するとき、マクロの記録はできませんでしたが、
どこかのバージョンから可能になりました。
他の機能もどんどん進化しています。
理系の方は相手がどう受け取るかを配慮した言葉の使い方が
苦手である(気にしない)という端的な例かもしれませんね。
または翻訳ソフト使用の弊害でしょうか。
ちなみについにその時にマクロについての他の質問も
あったので書いておきます。
作成保存 編集実行
○ Excel ⇒ Excel
○ Excel ⇒ LibreOffice
○ LibreOffice ⇒ LibreOffice
× LibreOffice ⇒ Exce
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