CD社アンテナの注意事項
先のポストを読み返して思い出しました。
以前にも何処かで書いた記憶が有りますが、
もし重複していてもご容赦願います。
AFA-40に限ったことではありませんが、中央で分離している
エレメントを、エレメントブラケットに取り付けるために、
非金属(塩ビなど)のパイプでエレメントとUボルトを絶縁している
タイプに共通した注意事項でしょう。
文章で説明しても分かりづらいので図解を、と言っても
色分けしただけのひどい雑な図でスミマセヌ・・・
そうなんです。
バランのリード線やヘアピンを接続するための通しビス。
絶縁物の下側に穴を開けてビスを通し、上はナットで
固定しますが、ビス頭とエレメントブラケットが近すぎて、
ハイパワーだとここで飛ぶことがあります。
雨などで濡れれば耐圧は下がるし、北海道だとその水分が
凍れば氷となり、氷は体積が増加した状態で絶縁物の穴に
固定されるので思ったより簡単に飛びます。
またインパクトなどでビス側を締めてナメったりすると、
ビスに尖りができてしまい、これも飛びやすくなる要因です。
一度飛ぶと塩ビなどは炭化し、更に飛びやすくなります。
ベアフットなら大丈夫だけどアンプをオンすると、ある
パワーからいきなりVSWRが跳ね上がる。。。
なんてことになります。
思い当たる方は一度アンテナを下ろして、エレメントを
ひっくり返して点検してみてください。
拙生は20年くらい前に3件ほどこの事例に当たり、このタイプの
部品を使う時は、ビスを押さえる程度で注意深くナット締し、
更に穴にブチルテープを小さく丸めたものを隙間なく押し込んで、
ビス頭を見えなくしてからエレメントブラケットに固定しています。
最近のコメント