久方ぶりのお空

10/5に完成した6mAMPLをクラブ局に持ち込みました。
先日の強風も心配でしたし。。。
基礎コンクリを打っていないタワーが1°くらい
傾いたようですが特に問題なしです。

行ったついでに久しぶりに無線機の前に座りました。
6m・2m・70cmのアンテナの材料を屋上に上る作業のため、
運用時間はわずかでしたが、成果は18/24でTX3Xと
S79SP、10MHzでE51MQTといったところです。

24のS79SPは最初聞いた時には8では弱く、呼び始めて
間もなく、ノイズに紛れてしまい、他のエリアの方が
呼ぶのを聞いていました。
ところが無線機から離れて一作業終わらしたところで
聞いてみると、JAではなく主にEUを捌いているのが
弱いながらもノイズから浮き出て聞こえてきました。
2度ほど周波数当てゲームに参加したところで
ピックアップしてもらいました。
S79の受信状態が悪いのか、たくさん呼んでいるのに
なかなかピックアップせずにQRZ?を連発したところで
個人コールでも呼んでみたらラッキーなことに拾って
もらえました。

10MのE51は強かった!
RFアンプを全て切っているのに9+10dB。
RFアンプを全部入れると超ローカル並でした。

TX3Xは24と18でやった後28Mにも出ていましたが、
アンテナを振っているうちにQRTしちゃいました。。。
24と18は強かったのでまたもや10Wで呼んでみました。
18はと24のCWは10Wでできたのですが、24SSBは
なかなか取ってもらえなかったので、少しずつ
出力を上げていいたのは愛嬌です。w

10/6にも残作業で寄りました。
寄ったついでにやっていなかった18のSSBと
28MのCWでTX3XとQSO.
28のSSBは作業とのタイミングが悪くて、出ていた
時間に無線機のところにいませんでした。

作業が終わったところでS79SPが24のCWに。
やはり弱くノイズに浮き沈みしています。
昨日は時間と共にだんだん強くなってきたので
10分ほど待つと完全コピーできる用になりました。
で、2度ほど呼ぶとあっさりゲット出来ました。
6エレだったらブーム長が倍になるので、もっと
楽にできるのでしょうね。
さっさと交換すれ!って?^^;;

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6mANTのブームの組み合わせが決まったので、
計算を始めています。
エレメントはCD社の6エレと5エレの残骸を使用。
ブームは12mなので6エレのブームの中央にたしますが、
太いところはエレメントブラケットがそのまま
使えないので、大きなブラケットうを使用するため
補正値が必要です。
低いバンドでは気にならないでしょうが、6mでは
影響が大きいので厳密な計算が必要です。

MC-70などのブラケット使用の際の計算値との差異は
ダイポールアンテナで実験しているので、その補正値を
計算に組み込みます。(当然長めになります。)

フォールデッドDP型のラジエターを使用するため
複雑な構造なので、パルス数を多くして200Ωの
決め打ちとなります。

また、ブームに使う異径パイプのジョイント部分は
通しボルトや段差があるので、ここにブラケットが
来るようなスペーシングは避けなくてはなりません。
リフレクタなどを最初に取り付け、計算した
スペーシングでエレメントを並べていったらボルトに
当たったので、そのエレメントだけ数cmずらしたなんて
ことは、6mのアンテナにとっては致命的になります。
その辺がアンテナ製作の腕の見せ所でしょう。

ブーム長12m程度(2λ)なら9エレとしたいところですが
グッとこらえて8エレ止まりとします。
これでfoの50.07では自由空間で13.5dB以上F/B23dB
程度ですが、実際に使用する50.00〜50.14MHzでは
端っこでもVSWR1.07、ゲイン最低で13.49dBi、最高は
13.82dBi、F/Bも最低で22.4dBとフラットになります。
VSWRはもっとフラットでF/Bも2dBほど良くできますが、
ゲイン重視での計算とします。

*自由空間での13.5dBiは、リアルグラウンドの18mHighでは
 19dBiを超えます。

ちなみに現段階の計算したアンテナは、直下の俯角減衰量が
-13.7dBdとなり、電波防護指針ではこの値を損失として
計算に組み入れることができます。

写真はブームにエレメントを置いてみただけです。
6エレ分は屋上に引き上げましたが、5エレの残骸は拙宅物置の
中なので、そのうちの2エレ分をMC-70で使います。
6m-8

おまけ写真

big-pie

Zメータ等で10MHzのタップ位置を探っているところです。

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