か・・回転半径が・・・

28MHzは7ele八木の予定でした。。。
ブームは14.5m。
これを製作した時はKT-22Rに上げる予定だったのですが、
札幌ではKTシリーズは工作物確認申請を出しても蹴られるため
高さが低くなってしまいました。
で、低くなったことで塔屋からさらに突き出たTV&FM用の
アンテナが怪しくなってきました。
計算上は躱してくれるはずですが、強風時のエレメントの
振れや、近づくことによる影響が心配です。
低いタワーで少しでもゲインを取りたいので少しでも
長いブームにしたいというジレンマに陥り悩みましたが
思い切って14.5mブームは24MHzの6eleに使って、28MHzは
9m程度のブームで我慢することに。。。

9mだと1λを切っているので拙生流でいくと5ele止まりです。
7eleから5eleにすると通常利得は1dB以上落ちちゃいますので、
極力ゲイン重視で設計しました。
あまりゲインを上げるようにすると、ピンポイントとなり
帯域が取れないのでホドホドではありますが。
(帯域≠VSWR特性で、使えそうな利得やF/Bの帯域のことです。 )

ということで急遽自前の計算式ででっち上げたのがこれ。

2015-05-31 15.54.03

手前(リフレクター側)の縦に付いているエレメントクランプは・・・
見えないことにしてください!(笑
時間がないところでの作業だったので60mmx4mのパイプ2本繋ぎの8mに
更に不足分を継ぎ足したパイプを通しボルトではなくタッピング4本で
打ったため、補強の意味でブラケットのUボルトを跨がせました。
タッピングだけだとヒネりで穴が広がり効かなくなってしまいます。
ほとんどが60mmのパイプですからそんなにダオらないのですが
軽く吊りますのでブームステーの止め金物にもなっています。

帰宅後検証の意味でサイズをお馴染みのMMANAに入力し
計算してみるとこんな感じ。

28-5

10mなので15mhighでも打ち上げ角が10°以下です。
自前の計算式ではfoで16.02dBi・F/B21.05dBでしたが、
ま、これでもどこぞのメーカー製6eleと同じブーム長で、
能書きだけみればそれ以上ゲインがあるのでヨシとします。
VSWRの特性もこんな感じ。

28-5vswr

そこそこ使えそうですね。

もったいない気がしますが大型クロスマウントは
13.5mブームの18MHz5eleと14.5mブームの24MHz6eleに
使っちゃいました。

2015-05-31 15.54.12

これって買えばビックリしちゃうほど高いのですが、一昨年の
ハムフェアでクラブ局構築に協力ということで、F●Iさんの
ブースで格安で譲っていただいたものであります
(これだけ -Xマウントとブラケットのみ- いただきましたが
              送料の方がずっと高かった。。。)
 
2015-05-29 18.10.10

28MHz7eleをバラしそのブームに乗せた24MHz6ele。

24-6

高さが変わったのでサイズ変更した18MHz5ele。

Screenshot from 2015-06-01 00:32:14

打ち上げ角14°が面白くありませんが仕方ないですね。(泣き

10MHz2eleはブームを後1mほど伸ばせば0.3dB利得が
増えますが、11.22dBiが11.56dBiになってもナンボのもんよ!?
KT-25Sに上げる予定だったのに夢やぶれ、とりあえず出られれば
いいやくらいのアンテナに成り下がってしまったので、実は
どぉでも良くなってきたりしています。。。
面倒なので多分このままかもでしょう。

ちなみにタワー5本の予定の1本は、建柱予定場所に100mm以上の
排水管が走っており、2度堀なおしましたが全部大当たり。
側近のマンホールから放射状に伸びているようでついに
諦めることにしました。

現在取り付けてあるE本1300MXが調子が悪いです。
プリセットしてスタートしても忘れたころからからまわり始めたり
時にはまったく回らなかったり・・・・
きっと一番上についているバネの変形でロックしているのでしょう。
あれってバラバラに分解しなきゃ交換できないので大変なのですよ。
ということでとりあえずRC-5A3でも付けておきます。
24MHzの6ele・・・回るかなぁ。。

HOME

おすすめ