Deja Dup(バックアップツール)
Deja DupはGUIフロントエンドにしたバックアップツールで
バックエンドはduplictyコマンドです。
Ubuntuでは標準のバックアップツールとしてディフォルトで
搭載されています。
このバックアップツールは簡単ながら実用的なのですが
いくつかの条件があります。
・自動バックアップはデスクトップ環境でログインして
いなければ実行されない。
・ログインしているユーザー権限の実効となるので
ユーザー権限以外のバックアップは不可
ということでサーバー用途やシステム全体のバックアップには
不向きであります。
しかしながらデスクトップマシーンにおけるユーザー領域の
バックアップなら、今まで使ってみたツールのなかで一番
楽ちんな気がします。
使用方法は説明するまでもないほど簡単で、なぜ簡単なのか
考えると、設定の項目が実に簡潔にまとめられており、さらに説明文は
理解しやすい日本語(日本語リミックス版の場合)だからでしょう。
ありがちな翻訳ソフト使用でのおかしな日本語や、ググらなくては
分からないような用語は一切ありません。
【 使用法 】
システム→システムツール→バックアップ
概要 マニュアルでバックアップおよびリストア
バックアップするフォルダー(+で追加)
無視するフォルダー(ゴミ箱など必要ない物)
保存場所( ・ローカルフォルダ
・外付けHDD
・WenDAV
・Samba
・FTP など )
スケジュール 毎日または毎週
デスクトップマシーンはサーバーのように24時間稼働させてはいないので、
拙生はその日に行った作業のバックアップとしてシャットダウン前にマニュアルで
実行することにしています。
初回は時間がかかりますが、後は変更された部分だけの増分バックアップとなるので
シャットダウンするのに長引いてイライラするようなことはありませぬ。
なおUbuntuでファイルサーバーを構築した時は、外部HDDへのバックアップに
duplicityコマンドで簡単なシェルスクリプトを作成し、cron.hourlyに置いて
毎時のバックアップを行っています。
(この場合はシステムバックアップなども可能です。)
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