Windows7・構成に失敗等

タイトルの検索ワードでのご来訪者様が少なくありません。
時々Mail me!からご質問をいただくこともあります。

その中で
 【システムで予約済み】という100MBのパーティションが
 アクティブになっていない
という内容を以前ポストしましたが、100MBのパーティションが
見当たらないけど、これによりアップデートに失敗するのか?
という類似の質問が2件ありました。
ポストしたのは通常アップデートではなくサービスパック導入時の事例です。
またシステムで予約されるパーティションは、インストール方法によっては
存在しない場合もあり、ブート構成などは大きなパーティションの中に
ちゃんと格納されています。
心配な方は【bcdedit】コマンドで確認して下さい。(笑

後1件、気になった質問があるので書いておきます。
内容は
・履歴を見るとKB3033929のアップデートルに失敗
・検索するとKB3035131を先にインストールしていないと
 失敗するとあるが、KB3035131はインストールされている。
このため起動するたびに構成を元に戻すので時間が掛かり
非常にお困りとのことです。

まず、KB3035131とKB3033929はコンフリクトするバイナリが
存在するため、KB3035131をKB3033929で衝突回避の上書き
するという順番を守らなくてはいけません。
自動アップデートで行っている限り順番は守られますが、
拙生のように手動のアップデートを併用している場合では
注意が必要です。(MS社サイト情報より)
しかしKB3035131はインストール済みということで上記には
当てはまりません。

もしやと思いお尋ねするとFedoraとデュアルブートとのこと。
しかもHDDドライブは別々にしてあり、Fedoraのブートローダーを
使用しているというご回答がありました。
実は上記構成によるマルチブート環境において、ブートローダーを
Linuxディストリにしている場合、この現象が出ることも既知の現象であり、
見つけ辛いですがMS社サイトで確認することができます。

対処法
 1 ブートローダーにWindows7のものを使用する。
 2 BIOSにおいてブートで優先させるドライブをWindows7が
   インストールされたものに変更し、Windows7を起動させて
   アップデートする。

1は変更するのに面倒な作業が必要なので2の方法がよいでしょう。
実にあっさりアップデートに成功してくれます。V(^_^
アップデート成功後は起動ドライブの順番を戻しておきます。

—(裏話)ーーーーーーーーーーーーー—————
簡単に書いてますが、拙生も手動アップデートをバリバリ
やるため、同じ構成のパソにおいて当然経験してます。
結構時間をかけて調べ解決したように記憶しています。
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どんなトラブルでもそうですが、だいたいはググり詣でで
対応策を見つけ出すことが可能ですけど、環境の違いなど
により見つけた対応策が有効でない場合も多々あります。
(もちろん誤った情報も多々あり。)
しかし諦めずにいろいろやってみることで、今まで解決
できなかったトラブルはありません。

ただし新しいトラブルは、解決策が出回るまで多少時間が
かかるので、MS社のサポートを使うか自力でやるしかありません。
拙生は・・・・ジッと待ちます。(笑

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