簡易型ファイル共有

最近講座みたいなBLOGになっていますが、
本日は最近使った便利グッツをご紹介します。

ubuntuの資産をWindowOSを含む他のマシンと共用する場合、
通常はWindowsのSMBやSMB2というファイル共用プロトコルを
Unix系でも提供するSambaを導入します。

*SMB(2)はコンピュータ間でファイル・プリンタ・シリアルポート
 などをネットワークを使って共有するためのプロトコル

Sambaは優秀な共有ソフトですが、高機能なゆえに細かなアクセス権を
はじめとする数多くの設定があり、決してお手軽とは言い難いのが実状です。

—- Qweborfのご紹介 ——

例えばメインのUbuntuマシーンのファイル置き場を他ののマシーンで
一時的に使いたいなどというシーンでは【Qweborf】がうってつけです。

Qweborfはhttpプロトコルを使った共有方式で、設定も実に簡単であり、
ダウンロードだけならWebブラウザからヒョイっとできちゃいます。
WebDAVにチェックを入れ、ユーザー名とパスワードを設定しておくと、
OSのDAVクライアント機能やCarrtDAV(WinOS用)などを活用することができます。
しかも一般ユーザー権限でOKなんです。

やり方は簡単で、ソフトウェアセンターからqweborfをインストール。
設定はBasicタブに共用したいディレクトリ(ファイル置き場)を指定します。

Screenshot from 2015-03-17 22:07:36

intermediateタブはそのままでもよいですが、使用ポートを変更する場合は
ここでやります。(ディフォルトは8080)
またWebDAVでの操作を行う場合は必要箇所にチェックし、Authenticationに
チェックした場合は、ユーザー名とパスワードを設定しStart sharing ボタンで
起動させます。

Screenshot from 2015-03-17 22:08:43

下部ペインにアクセスの仕方が色々出ていますが、
LANで使用しているIPアドレス+ポートを指定をします。
LAN内のパソコンからブラウザのアドレスバーに 
http://192.68.*.*:8080 と入力すると、指定ディレクトリ内が
インデックスされます。

Stop shaingボタンかx印でアプリを停止すれば、即座に共有が
できなくなるので、ある意味セキュリティが確保できるかと。。
勿論恒久的なファイル共有は面倒でもSambaでやるべきです。

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