ネットにつながらない@ubuntu

WindowsXPからUbuntuに切り替えた会社の
システム担当者様からSOSのご連絡です。
12.04LTSから14.04LTSにアップグレードしたら
ネットにつながらなくなって、ネットワークの設定を
何度やり直しても反映されないとのこと。
そこで
% gksu gedit /etc/network/interfaces
で見てもらうと
案の定以下のようにイーサーネットに割り振った
固定IPの記載があるということでした。

auto lo
iface lo inet loopback

auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.x.○○
netmask 255.255.255.0
network 192.168.x.0
broadcast 192.168.x.255
gateway 192.168.x.xxx
dns-nameservers 192.168.x.xxx

理由は詳しく調べてはいないのですが、
/etc/network/interfaces
にループバック(lo)以外の記載があると、
NetworkManagerでの管理が不能になるのは
既知の事実ですので、eth0のの固定IPアドレス
部分を削除していただきました。
(実際にはコメント行にされたとのことです。)
で、めでたくNetworkManagerでの設定は反映され
ネットに接続ができたとのことです。

拙宅の話をするとサーバーではNetworkManagerは
PPPoEやMasqueradeなどの細かな設定ができない
(やり方を知らないだけ?)ので使っていませんが、
ubuntuは固定IP アドレスを割り振るだけなので
使っていて、実際に同様な事例が2度ほどありました。
8台アップグレードしましたが、全く同じように
やっているはずなのに、サクっと繋ったものと
問題が発生したものがあって、一体何が違うのでしょう?

upgradeした時の事例ではありませんが、ちょっと
詳しい方が、ネームサーバーをresolv.confに直書きして
指定していた例がありました。
昔と違い最近のresolv.confは自動生成されたファイルの
シンボリックリンクになっていて、直書きダメダメ!って
注意書きが書いてあります。。。
直書きした場合はその時は反映されますが、再起動などを
行うと編集部分はサクッと無くなってしまい名前解決が
できなくなります。
起動するたびに手動かスクリプトを書いて編集するように
しなければなりませんね。
(ログアウトの後ログインでは消えない。)
ちなみに自動生成された場合search(ドメイン検索は)は
ネットワーク接続で行う編集が反映されますが、ネーム
サーバーは自分自身(127.0.0.1)を指定していますね。
自身で解決できないので他に訊きに行くというスタンスでしょうか。

NetworkManagerはVPN使用時など、いくつかのネームサーバーを
適切(自動的)に切り替えてくれるなど、の便利さも承知しておりますが、
簡便的なものは細かな設定ができないことと、一度ヒネくれると
お騒がせ要素が多々あり好きにはなれませぬ。。。

と言いつつ14.04LTSにアップグレードしていた9台目がまさに今
終了したのですが、なんとこいつもネットワークにつながらない。。。
早速/etc/network/interfacesを見に行ったのですがloに関する
記載しかない・・・・・??
NetworkManagerの設定画面を再確認すると、MACアドレスは
あるのですがデバイス名(eth0とか)がありませぬ。
もちろんifconfigで見てもloしか表示されません。
これは単純にドライバーですな。
LANはIntelチップのギガビット。
lsmodで見るとe1000eがあったのでmodprobeで
認識させてやると無事接続されました。
イヤハヤいろいろありますねぇ。。。

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