Oba-Q復活

Google・Yahooで見る限り、検索ワードOba-Qは
復活したようであります。

お仕事@ビン暇

本日は午前中に夕張の仕事を終わらせ、札幌に戻り、
明日・明後日の積み込みを行いました。@オホーツク向け
2人で行きますが、助手席は狭くなりちょっと窮屈ですが
我慢してもらいましょう。w

大荒れの天気を覚悟していましたが、予報が変わって
明日は午後から多少穏やかになりそう。
月曜日は夕張なので、明後日は早めに帰れるよう、
極力仕事は残さないように明日頑張るしかありません。

唸る

さて、本日真空管リニアアンプを製作している方から
急にトランスが唸リ始めたというヘルプ信号がありました。
状況を伺うと電圧は以前と変わらず、送信のアイドリングで
トランスがうなり始めるが、最大パワーはほぼ変わらない
とのことです。

実はトランスを2個使用した高圧回路という王道を行ってはいない
構成なのですが、今回はそこが問題ではないようです。
両方共唸る。
トランスを1個にしてみても唸る。
珠を交換しても減少は止まらず、プレート電圧やアイドリングの
電流値などから見ると問題なさげで、トランスの不具合と
判断できそうですが、唯一気になったのがブリッジ整流なので
一列7シリーズの整流用ダイオードのチェックをアドバイス。
ブリッジ整流は最初の半サイクルをブリッジの対面している
ダイオードのペアで半波整流となり、逆の半サイクルは
違う方のペアで半波整流し、その合わせ技でオイルCに
全波の整流としてチャージされます。
1個(1列)、ないし対面している2個(2列)が転けた場合
半波整流器になってしまうのが原因で唸ることがあるのです。
AC50Hzだと1/100sごとに反転する電圧を両位相とも整流したほうが
デューティサイクルは高いのでトランスにとって高負荷なのでは?
と思われる方もいらっしゃるでしょうけど、ここではデューティ
ではなくトランス2次側が1/100sごとに負荷・無負荷状態を
繰り返すことが問題になると、たいして根拠もなく経験上だけで
勝手にそう思っています。w

しばらくして連絡がありシリーズにしているダイオードの1個が
焦げていて、交換したら直ったとのことです。
アッタリ〜!でしたので一安心。
シリコンDiのスタックが7シリーズとのことで、老婆心ながら
拙生の場合、同じ高圧を扱うなら最低でも10シリーズであると
お伝えしておきました。
スペックから過剰かと思われますが、高負荷を扱うデバイスの
ディレーティングを考えるとそのくらいが良いのです。
そのへんは ⇒ ここ に書いてあります。

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