デジ変

パルスのところで違和感ありなどと書けば
当然のごとく
では搬送波に乗っける変調はどぉなのよ?
という質問が飛んできます。(笑

では次の段階へと進みデジタル変調について
触りを書いておきます。
触りというのは数式やコンスタレーションを
一切使わない説明だからです。

概要

デジタル変調を行う直前の信号帯域をベースバンド
と言い、0と1の2値を電位の差で表現し、これを
使って搬送波に変調を掛けます。
  受信部では復調してアナログ信号に変換
  する直前のデジタル信号帯域がベースバンド。

ベースバンド  
  2進法の0と1を、電圧のあるかなしか、または
  極性の違い(プラスかマイナスか)に置き換えたものを
  べースバンドと言います。
  
主なベースバンド

  RZ  パルス幅がタイムスロットより狭く次の符号との間に
     中間値(ゼロ電位)を取る。    
  NRZ パルス幅がタイムスロットと等しい。
     つまり隣の符号との隙間はなく中間値は存在しない。
     
    この2種類にはそれれぞれ単極性と両極性があります。

    単極性 0と1の2値を基準値(通常0電位)とプラス
        電位のみで表現する。
        0とマイナス電位でも表現できそうですね。
    両極性 0と1の2値をマイナス電位とプラス電位で表す。
  
  AMI 0は0電位、1のときはプラス電位なら次の1はマイナス電位
     というように、1のときのパルスの極性が交互に変わります。 
   
 無線系では占有周波数帯域幅が狭いNRZが多用されますが
 RZのように中間値を持たないので、符号間の識別が難しく
 同期が取りづらいのが欠点です。
 また電子回路上や有線にベースバンドをそのまま伝送するような
 場合は、単極性は直流成分が生じるため不向きで両極性が使われます。
 無線の場合には変調時に直流成分はカットされるのでどちらでも
 かまいません。
 1が交互に極性を変えることで同期が取りやすく、直流成分が
 押さえられるので、AMIは有線系伝送に多用されます。
 
 ベースバンドを詳しく語ると何日も掛かりそうなので
 次のデジタル変調に。。。
 
デジタル変調

アナログ変調と同様、伝送に適した搬送波を用意します。
搬送波はベースバンドの信号により変調が掛けられます。
パラメータは3つで振幅か周波数か位相か・・・
つまり基本はアナログと一緒ですね。
ただし複数のパラメータを同時に変化させる方式もあります。

基本

ASK 振幅シフト変調
   0と1のときに異なる搬送波の振幅とする。
   搬送波のあるなしでもよい。 
FSK 周波数シフト変調
   0と1のときに異なる搬送波周波数とする。
PSK 位相シフト変調
   0と1のときに異なる搬送波の位相とする。
  
  PSKの種類
  BPSK 位相を180°ずらし1シンボル1ビットの情報伝送(2=2^1)
  QPSK 位相を90°ずらし1シンボル2ビットの情報転送(4=2^2)
  8PSK 位相を45°ずらし1シンボル3ビットの情報伝蔵(8=2^3)
    
QAM 直交振幅変調 
  0と1のときに異なる搬送波の振幅及び位相とする。
  小難しいことを言うと
  sin波とcos波という直行する2つの搬送波に振幅変調を掛け
  それを合成することで、位相のズレも実現しているものです。
16QAM 
  QAMを更に2組直交させて16の偏移で4ビットの情報伝送(16=2^4)
64QAM
  64の偏移で6ビットの情報伝送(64=2^6)   
 
16QAMや64QAMなど大量の情報量を高速に伝送できるものほど
ビットエラーの発生率とが高くなるので、BER(ビットエラーレート)
値を満たすにはC/N(キャリア・ノイズ比)など伝搬回線状況が
良好であることが条件となります。

本日はこんなところかな。
多重などの話はまたにしましょ。

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