ubuntuにchrony

CentOS8では時刻サーバーのntpdがなくなり
chronyに変わりました。
chronyはCentOS7でしたが、ntpdも使えたので
慣れ親しんだntpdで時刻同期及び時刻配信を
していました。
お試しサーバーはCentOS8ですからchronyでしたので、
ふと思いつきデスクトップのubuntu20.04LTSでも
対応しているのか試してみました。

sudo apt update
sudo apt install chrony

リポジトリにちゃんと置いてあり、
難なくインストールが完了。
教則サイトにを参考にしながら設定ファイルの
/etc/chrony.confを編集しようとすると
そんなんネェぞーとお怒られたので
find /rtc -name chrony.conf
で探すと
/etc/chrony/chrony.conf なんですねぇ。

特にいじらなくても時刻同期はできますが
高い時刻精度が欲しい場合は、時刻配信
サーバを
ntp.nict.jp

ntp.jst.mfeed.ad.jp
に変更すれば良いでしょう。

登録してスタート。
sudo systemctl enable chrony.service
sudo systemctl start chrony.service

ntpの同期確認は
ntpq -p
でしたが、chronycでは
chronyc sources
になります。

ubuntuでchronyc sourcesの結果

^* ntp-b2.nict.go.jp 省略 11ms
^* ntp-a2.nict.go.jp 省略 12ms

左側に^*が付いていれば同期が取れています。
と言っても11と12msはずれてますけどぉ。。。(笑

実際にはubuntuもWindows同様最初から時刻配信
サーバーと同期するようになっていますので、
普通に使うなら問題ありません。
ただ、時刻精度で影響を受けるアプリを使うときや
ntpdと同様ntpサーバーとして時刻配信もできるので
覚えておくと良いでしょう。
有名な時刻配信サーバーのネットワークは高負荷です。
自宅に複数のパソがあったり、事務所などの多くのパソが
個々に時刻同期しに行くことを避けるには、1台だけ
同期させてもらい、その1台をntpサーバーにして
LAN内の他のパソに配信すれば、ネットワークの負荷は
かなり軽減できるはずです。

本日千歳は25℃だったので外仕事も楽ちんでした。
明日も暑くならないように。(祈!

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